事例から学ぶ、コラボヘルス推進に向けた レポート作成のヒント
コラボヘルスの推進に取り組まれる中で、データで語っても事業主側への説得力に欠けてしまうなどというお悩みをお持ちの保険者様も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
JMDCでは、総合的に保険者様の保健事業を支援をさせていただく中で、コラボヘルスを推進していくための課題解決に向けた「事業所別レポート」の作成支援を行なっております。
今回は、今後のコラボヘルス推進のヒントになれば幸いと思い、今までにJMDCで作成させていただいた事業所別レポートの一例をご紹介いたします。
目次[非表示]
「事業所別レポート(標準型)」
このような課題をお持ちの保険者様にオススメ
・事業所に響く資料作成のノウハウが無い
・事業主が健康に関する興味関心を持っておらず、議論を始めることが難しい
レポート作成におけるポイント
コラボヘルスのきっかけとして、まずは関心を持ってもらうことを目的とした、「事業所別レポート」の標準フォーマット。
JMDC独自の指標である「健康年齢®」を使用し、事業所に健康度のランキング化を実施。
健康年齢®から直感的に健康状態を把握させ、具体的にどの健診値を改善していけばいいのか、レーダーチャートにより可視化。
健康経営の観点でも重要な特定保健指導について、参加意欲や生活習慣改善意欲を可視化し、
特定保健指導実施率向上のための議論が行えるよう工夫をしております。
「ハイリスクアプローチ特化型レポート」
このような課題をお持ちの保険者様にオススメ
・健保単独でのハイリスクアプローチによる受診行動への繋がりに限界を感じている
・事業主を巻き込むことで、強力にハイリスクアプローチを推進していきたい
レポート作成におけるポイント
JMDC標準フォーマットである「事業所別レポート」をベースに、各健診値をレーダーチャートでより詳細に比較、
かつ、レポート下部にてハイリスク該当者の階層化の動き(前年度はどのような状態であったか)を示すことで、
重症患者が治療放置を行った結果であることも可視化。
ハイリスクアプローチを強力に進めていく資料としてご活用いただきやすい形式です。
「生活習慣分析型レポート」
このような課題をお持ちの保険者様にオススメ
・健保で所持するデータでの訴求に限界を感じている
・事業主に興味を持ってもらい続けるための新しいネタを探している
レポート作成におけるポイント/作成背景
まずは事業所の人事担当者に健康実態を知っていただくため、事業所との安全衛生会議用資料として作成。
レポートの結果をもとに、レセプト・健診データや、特定健診の問診項目などの、健保が保持している情報からは把握しづらい
「企業固有の文化」に関するアンケートの実施することをご提案。
このアンケート結果から「疾病リスクを増加させる生活習慣」の分析を行うことで、
現場の環境に即した生活習慣改善案を事業主へ提案することが可能に。
さいごに
今回は、3パターンのレポート作成例をご提示させていただきました。
JMDCでは、各保険者様の実情や課題をお伺いし、オーダーメイドの事業所別レポート作成支援をさせていただくことも可能です。
コラボヘルス推進のための資料作成でお困りのことがございましたら、気軽にご相談ください。