catch-img

Pep Up ふれんどMeeting2025開催レポート|アワード受賞保険者様の取り組みを一挙紹介!

2025年10月、Pep Up ご契約保険者様を対象とした「Pep Up ふれんどMeeting2025」(旧Pep Upユーザー会)を開催しました。

 

イベント前半では、PHRデータから見える行動変容の傾向や、健康経営・コラボヘルスの事例などを紹介しました。

前半の記事はこちら>>

 

そして後半では、Pep Upを活用した取り組みを発表・表彰する「Pep Up活用してるよ!アワード2025」を開催。司会進行は、保険者支援事業本部 石塚が務めました。

アワードには、Pep Up導入保険者様から47の事例がエントリー。
保険者様およびJMDC社員による投票により各部門の大賞が選出され、さらに全ての部門の中で最も多くの支持を集めた保険者様に「総合大賞」が授与されました。

 

本記事では、大賞を受賞した保険者様の取り組み事例や、受賞コメントをダイジェストでお届けします。

 


Pep Up活用してるよ!アワード2025 行動変容を促す“真似したい”事例が集結

登録促進部門 大賞


クボタ健康保険組合様

 

全国の事業所や新人研修で登録会を実施。登録率向上と信頼関係を構築

全国各地の事業所を訪問して「健康アプリ(Pep Up)登録会」を開催。
新入社員研修でも登録会を組み込み、入社時からの登録促進を図った。その結果、2024年度は5か月間で登録者数が901名増、登録率33.7%(前年度比+8.5pt)に上昇。事業所担当者との信頼関係の強化にもつながった。 

 

 

【同健保、重冨 久未香様より受賞コメント】

今回取り組んだ即時登録会では、登録率の向上だけでなく、各事業所の人事・総務担当者とのコミュニケーションを深め、達成感を共有できたことが大きな成果でした。
今後は入社時の登録促進など、より効率的な登録と活用の推進に取り組んでいきたいと考えています。

 


被扶養者アプローチ部門 大賞


日産自動車健康保険組合様

被扶養者の特定健診受診率向上を目的に、『早得キャンペーン』を実施。

Pep Upでのお知らせ配信から「1週間以内の健診予約で最大2,500ポイント獲得」という明確なインセンティブを提示し、行動を促進。
申込者は前年比13%増。予約者610名のうち未受診者84名が新規受診するなど、Pep Upを活用した効果的な受診促進を実現した。

 

 

【同健保代表者様より、受賞コメント】

当健保では、月に2回の定例会で「被扶養者の方々に、Pep Upで開催するイベントに参加いただくにはどうしたらよいか」「健診を前向きに受けてもらうにはどうすればよいか」を議論を重ねてきました。『早得キャンペーン』も、チーム全員でアイデアを出し合って形にした取り組みです。

今後も、被扶養者の方が楽しく参加でき、自然と健康行動につながるような工夫を考えていきたいと思います。

 


イベント部門 大賞


神戸製鋼所健康保険組合様

 

「あなたの脂肪、買い取ります」楽しみながら参加できる体重測定チャレンジ
ユニークなタイトルで体重測定チャレンジを実施。
体重が減った分を“買い取る”仕組みとし、達成者にはポイントを付与。PR映像や正しい減量法を伝える教育動画も制作し、全事業所で配信した。その結果、参加者は9,190名、30日以上記録した人は6,235名。減量した体重分6,376kgを達成。

※体重測定チャレンジとは、加入者が1日1回体重を測定するだけのシンプルなチャレンジで、日々の振り返りや生活習慣への意識づけにつながります。

 

 

【同健保、内海 沙織様より受賞コメント】

この企画は、保健指導対象者の「脂肪買い取りキャンペーンのようなものがあれば」という声から生まれました。脂肪を“減らすもの”ではなく“価値あるもの”と捉え、減量分に応じてポイントを付与する企画を考案。Pep Upのキャラクターが可愛らしく、イベントを盛り上げてくれました。今後も「健保のイベントは面白い」と感じていただけるような企画作りを続けてまいります。

 


機能使いこなし部門 大賞

 

 本部門は、同票となり4つの保険者様が受賞されました。

 

YG健康保険組合様

オンライン完結で年間を通じ「行動→可視化→インセンティブ」の好循環を実現

Pep Upの中核機能を統合し、登録・参加・記録を一体化した仕組みを構築。
登録率は84%から88%へ(前年比+4pt)上昇し、日々の記録(歩数)者は約1.5倍に増加。オンライン申請率(インフルエンザ補助/Run&Walk 参加費補助など)99%を達成し、事務効率も30%改善。行動定着と効率化を両立させた。

 

 

【同健保、來田 宣之様より受賞コメント】

Pep Upは、健保組合が被保険者(従業員)の皆さんへ直接情報を発信できる重要なツールだと考えています。保健事業に関するリリースは「お知らせ」機能で配信し、トップページで効果的に訴求しました。さらに、アンケート回答の促進にはポイントを活用し、回収率の向上につなげていました。
昨年の業務効率化大賞に続き、2年連続で受賞できたことは大変光栄であり、身の引き締まる思いです。今後も、より良い事例の提供に向けて挑戦を続けてまいります。

 


日本旅行健康保険組合

 

「自分向けのお知らせ」と感じられる工夫で、マイナ保険証登録率82%に向上
Pep Upの利用者へのお知らせ機能を活用し、対象者ごとに内容を変えたPep Upからのお知らせを配信。
未登録者を「マイナ保険証未取得者」と「電子証明書の有効期限切れ」に分けて案内することで混乱を防止。登録率は8月時点の78%から10月には82%に上昇し、資格確認書の発行件数は約1,000件に削減された。

 

 

【同健保、永井 正紀様より受賞コメント】

マイナ保険証の登録促進にあたり、Pep Upの利用者へのお知らせ機能を活用し、それぞれの状況に合わせた案内を行いました。登録率は2か月で4pt上昇し、資格確認書の発行件数の削減にも成功。対象者を限定して必要な情報を届けられるのはPep Upならではの特徴です。まだ活用されていない他の保険者様にもぜひ参考にしていただければと思います。

 


三菱UFJ銀行健康保険組合

 

PHRの多機能をフル活用し、加入者が楽しみながら健康管理できる場へ
Pep Upの多彩な機能を最大限に活用。
医療費通知やジェネリック差額通知、インフルエンザ予防接種補助申請などのDX施策に加え、健診結果改善チャレンジやウォーキングラリーなど、インセンティブ付きイベントも継続的に実施。
さらに、eラーニングや健康レシピ配信、事業所向け管理機能など、機能を横断的に活用することで、加入者の行動変容と健康リテラシー向上を促進している。

 

【同健保、児玉 政文様より受賞コメント】

当健保は約9万人の加入者がおり、Pep Up導入から約2年で登録率は約60%に達しました。“使いやすさ”を重視し、健診結果通知やポイント施策など多様な機能を活用してきました。今後もこの受賞を励みに、加入者が前向きに、元気に、豊かに健康づくりに取り組めるよう、私たちも工夫を重ねてまいります。

 


日産自動車健康保険組合様

月1回配信のお知らせを“学びの場”に進化、利用率と満足度を向上

月1回のPep Upからのお知らせ配信に制度説明や参加型クイズを取り入れ、利用者との接点を拡大。
2024年度のアクティブユーザーは52.2%(前年比+2.7pt)へ上昇。利用者を対象にしたお知らせに関するアンケートでは「非常に満足」「満足」が72.4%に達し、継続的な改善により満足度と利用率の双方を向上させた。

※アクティブユーザーとは、「月に1回以上ログインした方」を指します。52.2%は、2024年度下半期(10月~3月)の平均アクティブ率です。

 

 

【同健保、代表者様より受賞コメント】

当健保は、Pep Upのお知らせ機能を活用し、健康情報を積極的に発信しています。男女別の健康情報や歯に関する動画配信、『がんを知る』をテーマにしたeラーニングなどを継続展開し、今年で3年目を迎えました。さらに今年は『タバコについて考える』をテーマに、毎月の情報発信を開始し、アンケート機能で利用状況も可視化。今後も様々な健康情報を発信し、ヘルスリテラシーの向上を通じて健康増進につなげてまいります。

 

事業主コラボ部門 大賞


関東ITソフトウェア健康保険組合様

 

事業主の取り組み事例を集めた「関東IT健保Pep Upアワード」を開催、登録率向上の一助に

健康経営に積極的な事業所を中心に「Pep Upデータの共同利用」の覚書を締結し、事業所管理画面の配布を行う。
事業所管理画面の活用支援に加え、共有・学び合いの機会として「情報交換会」を開催。事業所管理画面を開設した事業所における平均登録率は平均34.2%→54.2%(+20pt)へ上昇し、最大で80%超を達成した事業所も。

 

【同健保、大塚 登志子様より受賞コメント】

当組合は事業所数が7,400、被保険者数が71万人と情報を届けにくい環境にありますが、健康経営に積極的な事業所との共同利用を進め、現在は90社を超えました。Pep Upを活用する事業所を集めた情報交換会では、JMDC様のご支援を受けながら、登録促進やデータ活用のアイデアを共有しています。また、「関東IT健保Pep Upアワード」を開催し、事業所の取り組みを表彰することでモチベーション向上と学びの機会を創出。今後も事業所との連携をより深め、この良い循環を広げていきたいと思います。

 

 

全5部門のエントリー(全47事例)の中で、日産自動車健保様の「被扶養者向けアプローチ部門」での取り組みが最も多くの票を集め、総合大賞に選ばれました。

 


総合大賞


日産自動車健康保険組合様

 

【同健保代表者様より、受賞コメント】

2018年のPep Up導入から8年目を迎え、登録率は約72%に達しました。健診予約機能や、年7回のイベント開催、がん・歯科に関するeラーニング、保健指導案内など、様々な取り組みを実施しています。今年は、お知らせ配信機能を活用し、利用者から「健康のヒント」を募集する企画を実施。10日間で400件を超える応募が寄せられました。
今後もチーム力を生かし、一人でも多くの方が自分の健康に関心を持てるような取り組みを続けてまいります。

 

各部門の発表が終わると、会場は温かな拍手に包まれました。受賞された健保の皆さま、本当におめでとうございます。また、今回エントリーいただいたすべての保険者様、そして投票を通じてアワードを盛り上げてくださった皆さまにも、心より感謝申し上げます。

 

さいごに|参加者の声

※写真は参加者のプライバシー保護の観点から、一部に加工処理を行っています。

 

イベント後には懇親会も開催し、保険者様同士が課題や取り組み事例について、活発に意見を交わす様子が印象的でした。

 

開催後に実施したアンケートでは、次のような感想をいただきました。

「他保険者の実践事例を聞けて参考になった、共通課題を共有できる機会がありがたい」など 情報交換や意見交換を通じて、学びや刺激を得られたという声が多数寄せられました

「Pep Upの機能紹介や最新活用事例が勉強になった」など、次回開催へ期待の声がありました。

また、「JMDC社員の情熱が伝わった」「運営の皆さんが楽しそうで元気をもらえた」といった、イベント全体の雰囲気を評価する声もありました。

また、今後に向けた貴重なご意見やご要望も多くいただきました。いただいた声を真摯に受け止め、Pep Upをさらに良いサービスへと進化させてまいります。

健康ポータルサイト 「Pep Up」は
下記よりお問合せください

会社でお使いのメールアドレスをご記入ください。

こちらの記事もおすすめ

募集中セミナー

人気記事ランキング

配信中のセミナー