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【Pep Upリサーチ】必要なタイミングで受診できていますか?医療のかかり方に関する調査【前編】


Pep Upユーザー向けに健康記事などの健康にまつわるコンテンツを展開しています。この記事ではPep Upではどのような健康記事を展開しているのかをご紹介します。
今回はPep Upリサーチ結果の報告とテーマに関連した情報をお届けする健康記事のご紹介です。

※本コンテンツはPep Upからの転載記事となります。


Pep Upリサーチでは健康に関する様々なアンケートを実施し、普段話題にすることの少ないテーマや、意外と同じ悩みを持つ人が多いテーマなど、Pep Upユーザーのリアルな声を集めたコラムをシリーズ連載しています。


今回のテーマは「医療のかかり方」です。


「体調が優れないけど、どのタイミングで受診したらいいだろう?」、「どこの病院、何科に受診したらいいの?」など医療機関を受診の際に迷ったり、情報収集したことがある方もいるのではないでしょうか?

私たちが安心して必要な医療を受けるためには、医療提供者側の取り組みだけでなく、行政側の取り組み(制度・仕組みを整えたり、情報発信など)、そして医療を受ける側の医療のかかり方に関する理解も必要と言われています。

前編では、受診の目安、医療機関を選ぶ際に重視していること、医療機関の利用で気をつけていることに関するアンケート結果を一緒に見ていきましょう。


アンケート概要


【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】Pep Upユーザー(20代~60代)
【調査実施日】2024年2月6日~29日
【有効回答数】19,807人

※アンケートごとに性別・年齢・ご加入の健康保険組合などから対象を設定しご協力のお願いをしています。このアンケートで本人が特定される事はありません。


半数以上は「症状が出て数日経過したら」受診を検討


今回アンケートに参加いただいたPep Upユーザーの医療機関に受診する場合の目安としてご自身の心がけについて回答いただきました。

この結果としては、男女とも全年代において半数以上を占めた回答は、「症状の経過について様子をみてから(症状が出て数日経過したら)」でした。
「できるだけ早めに受診(症状の出始め)」の割合に男女・年代別においても顕著な差は見られなかったですが、全年代においてやや女性より男性の方が早めに受診する傾向のようでした。


Q.医療機関に受診する場合の目安は?

受診するタイミングは持病の有無、これまで同じような症状を経験したことがあるかなどさまざまな状況を基にご自身で判断することがあると思いますが、「体が動かせず仕事や日常生活がままならなくなったら」あるいは「できるだけ受診しない」という回答も少数ながらありました。

回答に際してイメージされた症状の内容や、心当たりの原因の有無などにもよりますが、過度な受診控えは、症状の悪化につながることもあります。特に、持病がある方や経験がないような体調の異変を感じた場合は早めに受診するようにしましょう。


医療機関選択の優先事項は診療時間・交通アクセスの利便性


みなさんは何を重視して医療機関を選んでいるのかについて、救急診療以外で自分の体調の異変を感じて最初に受診する場合を想定して回答いただきました。

男女ともに半数以上を占めたのは「診療時間の利便性(曜日/時間帯)」で、次いで「交通アクセスの利便性」、「医師/医療機関の専門性」などを重視している傾向で、女性は男性よりも「医師/医療機関の専門性」と「医療機関の口コミ」の割合が大きかったです。

「その他」では、「かかりつけ医」という回答が多く、ほかには職場が指定した医療機関、家族や友人から評判の良いところ、といった回答もありました。

厚生労働省から提供されている「医療機能情報提供制度(医療情報ネット)について」では、都道府県ごとに病院の有する医療機能情報(施設の特徴)がまとめられています。
検索したい都道府県を選ぶと、各都道府県ごとの掲載ページに入ることができます。
各掲載ページでは、たとえば、対応している診療科、診療時間、専門医の種類および人数、検査設備、医療機関までの主な利用交通手段などのさまざまな情報を医療機関ごとに確認することができます。また、キーワード検索やエリアの指定などで簡単に条件選択ができる場合もあります。
こうした情報も受診先を探す際の情報源の一つとして活用してみてください。


医療との関わり方で気をつけていることのトップは「日頃からの体調管理」


では、みなさんは医療との関わり方や医療機関の利用で何か気をつけていることはあるのでしょうか?ご自身が受診する場合について気をつけていることがあるか回答いただきました。

男女とも全年代において8割前後以上は「気をつけている」という回答で、男女ともに年代が上がるにつれてこの割合が高くなる傾向でした。


Q.医療とのかかわり方や医療機関の利用で気を付けていることはありますか?


次に、気をつけていることの内訳をみてみると、「日頃からの体調管理」が男女ともに半数から半数弱を占める結果でした。これは医療機関をなるべく利用しなくても良いようにという観点でこの回答が多かったのかもしれません。



次いで、「症状の観察/記録」と「外来診療時間を確認しておく」という回答で、医療機関を利用する際に気を付けているこれら2項目については女性の方が気をつけている割合が高い傾向でした。

「周囲とのコミュニケーション」の選択肢には、「体調が優れないときに配慮を依頼しやすい/受診できる環境づくり」をすることを含めて回答いただきましたが、これは少数という結果でした。体調が芳しくない状態や受診が必要となる状況は誰でも経験することですので、「お互いさま」という配慮や環境づくりも大切になるかと思います。
これらの項目に気をつけておくことで、医療と適切な関係を持ち、余裕を持った受診行動が取れるかもしれないですね。


日中の診療時間内に受診するメリットとは?


さきほど医療機関の利用で気をつけていることの内訳結果をお見せしましたが、そのほか、できるだけ時間外ではなく、開院時間内に受診できるよう調整することもポイントです。

これは、受診する側にとっての利点だけでなく大切な医療費の健全な活用にもつながります。開院時間内に受診することで、医療費を抑えられるだけではなく、最小の受診回数で必要な医療が受けられます。その理由としては大きく2つあります。


①休日・夜間加算が発生しない
休日や夜間など診療時間外の受診は、健康保険のルールで加算報酬が発生しますので、通常診療よりも医療費総額および自己負担額が高額となります。

②医療資源にアクセスしやすい
時間外診療では対応する医療スタッフや稼働している医療機器が限られていますので(医療体制を縮小させて対応している)、緊急性が高くないと判断された処置や検査は受けられず、処方薬も必要最低限の日数分のみとなり、診療時間内の再受診が必要となるケースも多々あります。
診療時間内の通常受診では、症状に応じて専門性が高い医師に担当してもらえることがありますし、必要に応じて特殊な検査を受けることもできます。また、院内の患者・家族支援のための相談窓口の活用も可能です。


まとめ


過度な受診控えは重症化を招くリスクがあります。体調が優れない人が無理せず日中に受診できるよう、同僚間での配慮にも心がけましょう。
医療機関の利用においては、あらかじめ外来診療時間の確認や可能な限り受診のタイミングを調整するなどして、できるだけ診療体制が整っている日中の診療時間内で受診しましょう。

とは言っても、「症状が急に悪化した時はどうしたらいいの?」、「やっぱり受診先に迷うんだけどかかりつけ医って何?」など、わからないこともあるかと思います。
これらのことについては、続きの後編で解説予定ですのでお待ちください。

今回のPep Upリサーチコラムはいかがだったでしょうか?
ぜひ皆様のご感想をお待ちしております!


【参考資料】

厚生労働省 (2019). 上手な医療のかかり方の普及・啓発.

全国健康保険協会. 緊急時以外は平日昼間に受診しよう


Pep Upでは健康記事を随時更新中です

JMDCの健康ポータルサイト「Pep Up(ペップアップ)」では、このようなユーザーのヘルスリテラシー向上のための健康記事や、Pep Upユーザーにアンケートを取るPep Upリサーチなどのコンテンツを随時更新しています。
ぜひこの機会にPep Upをご活用ください。


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