
【Pep Up リサーチ】多くの人が疲れ目を感じている!?目の疲れに関する調査
Pep Upユーザー向けに健康記事などの健康にまつわるコンテンツを展開しています。この記事ではPep Upではどのような健康記事を展開しているのかをご紹介します。 ※本コンテンツはPep Upからの転載記事となります。 |
Pep Upリサーチでは健康に関する様々なアンケートを実施し、普段話題にすることの少ないテーマや、意外と同じ悩みを持つ人が多いテーマなど、Pep Upユーザーのリアルな声を集めたコラムをシリーズ連載しています。
10月10日は「目の愛護デー」とされています。
数字の「10」を横にすると目と眉の形に見えるのが由来で、厚生労働省や関連団体によって目の健康を促すイベントが開催されています。
スマートフォンやキーボード、マウス、パソコンの画面といった情報端末を使用する作業をVDT(Visual Display Terminals)作業と呼びます。
現代では仕事や日常生活において、このVDT作業は一般化しており、その作業時間が長期化していることによる目の健康への影響が課題となっています。
今回のアンケートでは、VDT作業による健康への影響、なかでも目の疲れに関する実態や対策行動について調査しました。
アンケート概要
【アンケート名】目の疲れに関する調査
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】Pep Upユーザー
【調査実施日】2021年10月5日~10月31日
【有効回答数】6,482人
【回答者属性】年齢:20~76歳(平均52.5歳)、男女比率; 男性:58%、女性:42%
※アンケートごとに性別・年齢・ご加入の健康保険組合などから対象を設定しご協力のお願いをしています。このアンケートで本人が特定される事はありません。
およそ9割が目の疲れを感じている
みなさんは、普段目の疲れを感じますか?
今回のアンケート結果では、回答者の9割強が、週に1回以上目の疲れを感じるという結果でした。また、「ほぼ毎日」目の疲れを感じる人の割合は、全体で4割強でした。
性別で比較すると、男性に比べて女性の方が、「ほぼ毎日」目の疲れを感じる人の割合が多い結果でした。
Q.目の疲れを感じる頻度と性別比較
仕事でモニターを見る時間と目の疲れの頻度
みなさんは、仕事でPCなどのモニターをどのくらい見ているでしょうか。
回答者のほとんどが仕事でモニターを見ると回答、そのうち6割強の人が1日6時間以上見るという回答で、業務時間のほとんどがVDT作業を占めているようでした。
Q.仕事でモニターを見る時間および目の疲れを感じる頻度
目の疲れを感じる頻度とモニターを見る時間をみてみると、やはりモニターを見る時間が長ければ長いほど、ほぼ毎日目の疲れを感じると回答する人の割合は高く、毎日6時間以上モニターを見る作業をしている方は約半数が毎日目の疲れを感じているという回答でした。
仕事への影響度と具体的な症状
目の疲れを感じている人のうち、仕事に影響するほどの疲れを感じている人は4割程でした。
Q.目の疲れと仕事への影響度と疲れを感じるきかっけとなる症状
具体的な症状として多かったのは、全体では首・肩のこり、ピントが合わない、目がかすむ、ドライアイの順でした。
男女別でみると、男性ではピントが合わない症状が、女性では首や肩のこりが最も多い結果でした。
目の疲れ対策は?!
では、目の疲れの対策としてみなさんは、どんなことをしているでしょうか。
今回のアンケートでは、目の疲れの対策として費用をかけているものを伺いました。
Q.目の疲れ対策として費用をかけているもの
結果として、市販の点眼薬に費用をかけている人の割合が最も多く、次いで視力矯正器具、ブルーライト対策をしている人が多い結果でした。
また、対策をしていない人は2割程度でした。
目の疲れのセルフケア
今回の調査では改めて、VDT作業が私たちの仕事に占める割合やその影響の大きさを確認できました。
では、そうしたVDT作業による目の疲れ対策としてできることは何でしょうか。
厚生労働省による「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、VDT作業に関連した目の疲れなどの対策として、主に作業時間、作業環境、作業姿勢の管理が大切と示しています。
例えば、
- 連続した作業時間が長くなる場合は、1時間に10~15分程度はVDT以外の他の作業を組み込む
- ディスプレイの明るさをまぶしさを感じない程度に調整する
- ディスプレイやデスク、椅子の位置や高さ、傾き等を調整する
- ディスプレイと目の距離をおおむね40cm以上確保する
といった対策が勧められています。
また、VDT作業以外の作業をする場合でも、長時間同じ姿勢とならないように時々立ち作業をしたり、姿勢を整え軽いストレッチを挟んだりといった工夫も挙げられるかと思います。
目の疲れなどの症状は、辛いだけでなく仕事の能率を下げることもあるかと思います。
VDT作業は多くの方にとって1日のうちの大半を占める作業となっていますので、日々のこまめな対策で、少しでも症状の予防や改善ができるとよいですね。
今回のPep Upリサーチコラムはいかがだったでしょうか?
ぜひ皆様のご感想をお待ちしております!
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