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2022年度下期JMDCユーザー会|開催レポート

2023年3月にご契約いただいている保険者様を対象としたユーザー会を開催いたしました。


JMDCユーザー会とは? 

ご契約いただいている保険者様をご招待し、最新の保険者様を取り巻く環境や制度を解説したり、JMDCが提供しているサービスや保険者様の事例をご紹介する会です。年に2回、9月と3月に開催しています。


今回のユーザー会より対面での開催を再開し、3月16日に大阪、17日に愛知、23日に東京にて開催しました。対面とオンラインをあわせて260を超える保険者様から398名様と多くの方に参加いただきました。

特に東京会場では関東一円だけではなく、長野・宮城・岩手・福岡・北海道からもご来場いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。


本記事、「2022年度下期JMDCユーザー会|開催レポート」では、主に東京会場で行われた4つのコンテンツと懇親会についてまとめています。


目次[非表示]

  1. 1.第1部:第3期データヘルス計画について
  2. 2.第2部:保険者事例紹介|関東ITソフトウェア健康保険組合 常務理事 近藤 紀一 様
  3. 3.第3部:コラボヘルスを推進する当社事例のご紹介
  4. 4.第4部:お客様満足度調査報告
  5. 5.閉会のご挨拶
  6. 6.対面会場では懇親会も開催
  7. 7.さいごに



第1部:第3期データヘルス計画について


JMDCの北澤より、第3期データヘルス計画に関する最新情報およびJMDCが今後提供予定のサポート内容についてお話いたしました。

2023年3月1日にデータヘルス・ポータルサイトで公表された内容をJMDCがまとめた資料を元に、データヘルス計画の今後のスケジュールを元に保険者が何をすべきなのか、検討会で議論された課題と想定される対策案についても解説いたしました。

また、同じタイミングで施行される第4期特定健診・特定保健指導の制度の変更点についてもご紹介いたしました。
ぜひ、下記の記事もご参照ください。

  第3期データヘルス計画 今後の動きは? 2024年度の第3期開始に向けて2023(令和5)年度には第2期の振り返りと第3期の計画策定が必要となります。 今回の特集では、第3期データヘルス計画において見直しが検討されている点について抜粋して解説します。 JMDC STORIES
  第4期特定健診・特定保健指導 今後の動きは? 第3期データヘルス計画と並行して検討が行われている、第4期特定健診・特定保健指導の見直し。 本記事では、現時点で厚労省で見直しが検討されている点について解説します。 JMDC STORIES



第2部:保険者事例紹介|関東ITソフトウェア健康保険組合 常務理事 近藤 紀一 様


2022年度よりJMDCのICTツールPep Upをご導入いただいた関東ITソフトウェア健康保険組合近藤様より、Pep Upの活用事例についてご紹介いただきました。

関東ITソフトウェア健康保険組合様は2023年2月末で約7300社、93万人を超える加入者様を抱える大規模な総合健保組合で、様々なシステム関連の企業様が加入されています。

グループ健保や単一健保のように全社を巻き込んだコラボヘルスが難しいため、今ある資源を棚卸しし、活用しながらデータヘルスの推進を行っていらっしゃいます。


今回の事例紹介では、保健事業の効果・効率をあげるための健康リスクを階層化し、その階層にあったアプローチをして保健事業を行なっていたり、糖尿病の重症化予防プログラムについては実施詳細と実際の血糖値の変動グラフも合わせてご紹介いただきました。

またJMDCのPep Up導入までの選定ステップ、導入後1ヶ月半でも実感できた効果、これからの期待展望についてもお話いただきました。



第3部:コラボヘルスを推進する当社事例のご紹介

第3部では、JMDC の広田よりコラボヘルスに関する健保様の課題や声についてご紹介しました。

JMDCが提供しているPep Upのバージョンアップや、導入健保様の登録率向上に関する取り組み事例、事業所別レポートでは、保険証記号にとらわれない自由なセグメントによる分析ができることや、事業所への説明時によくある「説明が難しい」「レポートを配布してからのアクションに繋がらない」といった声に対して弊社が提供しているコラボヘルスサポートプログラムについてお話いたしました。



第4部:お客様満足度調査報告

第4部では、ご契約いただいている保険者様へ毎年実施しているお客様満足度調査の結果と、次年度に向けたJMDCの取り組みについてお話いたしました。

「らくらく健助」「個人介入通知」「Pep Up」「JMDCからの情報発信/セミナー」等について、東京会場では各サービスのメイン担当者が登壇し、いただいたご意見をもとに、改善点や今後より強化していく内容についてご紹介いたしました。


閉会のご挨拶

東京会場ではJMDC代表取締役松島より閉会のご挨拶をし、先日発表された「健康経営アライアンス」についてもお話いたしました。


対面会場では懇親会も開催

大阪・愛知・東京会場では懇親会も開催し、日頃なかなか交流できない保険者様同士の情報交換・交流を深めていただきました。
参加された方同士で様々な課題や情報を交換を行っているのが印象的でした。

懇親会の中では、初の試みとなるJMDCアワードも実施。
「らくらく健助」をよく活用いただいた保険者様や「Pep Up」の登録率を伸ばした保険者様、参加いただいた会場ごとに、その日一番歩いた方を表彰させていただきました。

懇親会中は、皆様の多くの笑顔を見ることができ、開催した私達の活力にもなりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

開催後に実施したアンケートでは下記のようなご感想をいただいています。

・多くの方の参加に少し驚き、関心度・注目度の高さを感じました。懇親会を含め久々の情報交換ができたことを感謝します。


・JMDCのサービスなど基本的な部分を再度勉強でき、大変助かりました。
懇親会ではJMDC役員や他健保の方々と交流ができ、多くの刺激をいただきました。ありがとうございました。


・対面でのセミナーに初めて参加させていただきました。JMDC担当の方はもちろん、他の健保様ともお話しできて、契約しているツールに関して自分たちの使い方が良いのか、他にもっと良い方法があるのか知ることができました。


・セミナー、懇親会含めて社員全員で健保組合に向き合ってくださっていると感じました。今後とも伴走型支援をお願いします。


・いつも一歩先の視点でいろいろご提案いただきましてありがとうございます。第3期データヘルス計画において、これからセミナーの開催予定もあるようなので参加させていただき、理解を深めたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


東京会場はJMDCの営業チームだけでなく、商品企画チームやPep Upの企画チーム、カスタマーサクセスチームも会場に行き、お客様と直接交流ができる貴重な機会となりました。

いただいたニーズや不満点に対し、今後も最善を尽くして改善に取り組んで参りたいと思います。


さいごに

今年度のユーザー会から対面会場での開催を再開いたしました。直近3年はオンラインのみで開催していましたが、情報交換や、交流の深まり方については、対面開催で得られるものが多いと感じました。

これからも感染対策にも留意しつつ、ユーザー様に有益となるよう会を開催していきたいと思います。合わせて、オンライン開催でも情報交換や交流ができるような工夫をこれからも実施していきたいと思います。

改めて、ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。



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